内申点ってどうやって上げるの?通知表で差をつける5つの習慣

高校受験を控える中学生にとって、「内申点」は避けて通れない重要な評価指標です。

テストの点数だけでなく、日々の授業態度や提出物、生活面までが通知表に反映され、将来の進路に大きく影響します。

「頑張ってるのに、なぜか評価が伸びない」
「どうすれば先生に見てもらえるの?」

そんな悩みを抱える生徒や保護者の方へ。

この記事では、通知表で差をつけるための“5つの習慣”を具体的に解説していきます。

本記事の監修者

モコスタ統括マネージャー
小澤 珠美

小澤珠美

大学卒業後、大手進学塾で高校受験・中学受験の指導に15年間従事。特に中学受験において、御三家中学をはじめとする超難関校の算数指導・受験対策・保護者のサポートに尽力し、合格実績に貢献。
その後独立してさらなる成果を出し続けモコスタ専属の指導者となる。これまでに蓄積したすべてのノウハウを投入し、モコスタに通う受験生全員の第一志望校合格を全力でサポートする。
著書:『中学受験超成功法「ママは楽しく息を抜く」』ギャラクシーブックス 2017年
共著:『未来を創る〜私たちが選んだ道〜 輝く女性起業家』ブレインワークス 2017年

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目次

習慣1 授業中の「リアクション力」を高める

授業態度は内申点の大きな評価ポイント

ただ座って聞いているだけでは「普通」の評価止まりです。

リアクション力とは?

先生の話にうなずく、メモを取る、質問に反応するなど、授業に積極的に関わる姿勢のことです。

近年は授業態度の重要度が高まっているので、ただ座って参加するだけにならないよう注意しましょう。

リアクションが評価される理由

教壇に立つと教室全体がよく見えます。

先生は「授業に集中しているか」「理解しようとしているか」を見ています。

リアクションがある生徒は、印象に残りやすく、評価も上がりやすいのです。

実践ポイント

  • 目を見て話しを聞く
  • 先生の説明が理解できたときはうなずく
  • 分からないことは挙手をして質問する
  • 発言のチャンスがあれば積極的に手を挙げる

ここで注意点をひとつ

「手を挙げているのに評価されない」という人は、自分では手を挙げて頑張っていると思っていても、先生からはそう見えていない可能性があります。

理由は、「先生の発問10回のうち6回は手を挙げているので頑張っている」と自分で思っていても、先生は「毎回手を挙げている」生徒を評価するものです。

分からない問題で手を挙げることはできませんが、分かる問題は毎回手を挙げる習慣を身につけていきましょう。

習慣2 提出物の「期限+質」を意識する

提出物は「出すだけ」では評価されません。

期限を守るのは当然として、内容の質も見られています。

質とは?

丁寧な字、余白の使い方、考察の深さなど。

先生が「この子は真剣に取り組んでいる」と感じるかどうかがカギになります。

提出物でアピールできる方法をひとつ

間違えた問題を赤ペンで直すだけでなく、付箋に解き直しをして提出する。

他の生徒以上に頑張っている姿勢をアピールしていきましょう。

提出物で差がつく理由

提出物は「努力の見える化」となります。

テストでは測れない部分を評価する材料となり得ます。

積極的に発言するのが苦手な人ほど、提出物でアピールしていくことが大切です。

実践ポイント

  • 提出期限を絶対に守る
  • 字は丁寧に
  • 間違え直しだけでなく、解き直しをする

提出期限を過ぎてしまうと、いくら丁寧にやっていても評価が下がってしまいます。

科目ごどに提出日をしっかり把握し、管理していくことが重要です。

提出用のノートの字は丁寧に書く。

授業中、先生の板書を映したノートを家に帰ってから別のノートにまとめ直すのも代表的なやり方のひとつ。

きれいにまとまったノートを作ることができるだけでなく、書いて覚えることもできるので一石二鳥です。

教科書ワークの提出がある場合は、丸付けで差がつきます。

赤ペンで直すだけでなく、解き直しをしてアピールしていきましょう。

解き直しをすると理解も深まるため、これも一石二鳥ですね。

習慣3 実技科目も重要視する

内申点には「実技科目」も含まれます。

忘れ物・服装・やる気など、日常の行動が評価に直結します。

実技科目のポイント

「実技科目は才能がないので最初から無理」と諦めていませんか。

たしかに、上手に絵が描ける、速く走れるなどセンスや才能があった方が有利かもしれません。

しかし、頑張っている姿勢を見せることで評価を上げることができます。

逆に、忘れ物が多かったり、やる気なく参加していると評価が下がってしまいます。

自分のできる範囲で努力する習慣を身につけていきましょう。

習慣4 先生とコミュニケーションをとる

先生との関係性も内申点に影響します。

「この生徒は頑張っている」と思ってもらえるかどうかが重要です。

コミュニケーションのコツ

無理に話しかける必要はありません。

提出物に一言添える、授業後に質問するなど、自然なやり取りで大丈夫です。

なぜ効果的?

先生も人間です。

関わりのある生徒ほど、成長や努力に気づきやすくなります。

  • 「ありがとうございました」「よろしくお願いします」などの声かけ
  • 面談や三者面談で自分の目標を伝える
  • 学級日誌や連絡帳を活用する

習慣5 定期テストを最重要視する

もちろん定期テストの点数も内申点に直結します。

ただし、点数だけでなく「取り組み方」も見られていたり、普段行われる小テストの結果も内申点に影響します。

テスト勉強は“逆算”から始める

テスト勉強は「テスト範囲が出てから始める」では遅すぎます。

戦略的に取り組むためには、テスト日から逆算して計画を立てることが重要です。

例:テスト3週間前から始める場合

3週間前:テスト範囲になりそうな単元のまとめノートを作成

2週間前:基本問題の演習と苦手分野の確認、重要語句の暗記

1週間前:応用問題の演習と暗記ができているかの最終チェック

このように、「いつ・何を・どれだけ」やるかを明確にすることで、勉強の質が格段に上がります。

優先順位をつけて「捨てる勇気」も持つ

すべての範囲を完璧にこなそうとすると、時間も集中力も分散してしまいます。

戦略的な学習では、得点につながる部分に絞って取り組むことが大切です。

優先順位のつけ方

  • 自分が苦手な分野
  • 点数配分が大きい問題形式(数学の証明など)
  • 出題頻度が高い単元

「全部やる」ではなく、「得点につながる部分を深くやる」。

モコスタでは指導経験豊富な講師が、定期テストで出題されやすい問題をピックアップし、徹底してできるようにしていきます。

間違いノートで「弱点」を見える化する

テスト勉強で最も重要なのは、間違えた問題を放置しないことです。

戦略的に取り組むには、自分の弱点を把握し、繰り返し対策する仕組みが必要です。

間違いノートの作り方

  • 問題・自分の解答・正しい解答・間違えた理由を記録
  • 同じミスを防ぐためのポイントを自分で考えてメモ
  • テスト直前に見返すことで、効率よく復習可能

この習慣があるだけで、「次は解ける」問題が確実に増えます

テスト形式に慣れることで本番力を高める

知識があっても、テスト本番で発揮できなければ意味がありません。

戦略的な学習では、実戦形式での演習を重視します。

  • 時間を計って問題を解く
  • 教科書ワークのまとめページを本番形式で取り組む

慣れ」は最大の武器。

本番で焦らず、実力を出し切るための準備をしておきましょう。

テスト後の振り返り

テストが終わったら、すぐに次のテストに向けた準備が始まります。

戦略的に取り組む生徒は、テスト後の振り返りを必ず行います

  • どの単元が得点源になったか
  • どんなミスがあったか(ケアレスミス・時間配分など)
  • 勉強法の改善点(計画通りに進んだか、集中できたか)

この振り返りが、次回のテスト勉強をより精度の高いものにしてくれます

最後に

高校受験では「内申点」が大きなウエイトを占めます。

内申点の評価ポイントは定期テスト、授業態度、提出物など多岐にわたっています。

定期テスト前に頑張るだけでは思った評価を得ることはできません。

普段からの取り組みが必要です。

上に書いた内容をもう一度確認して、行動に移して評価を高めて欲しいと思います。

さらに、下記の内容にも注意し、焦ることのないようにして欲しいと思います。

モコスタとは?

モコスタは、経験と実績豊富な講師が中心となり学習指導を行う学習塾です。

補習を中心とした個別指導から、小学1年生から6年生までの本格的な集団指導まで、受験合格に向けたサポートを行います。

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ベーシック小学1年生から中学3年生の補習クラス。学校の授業・受験勉強の補習を行います。
マンツーマン小学1年生から中学3年生の完全マンツーマンクラス。学習塾の予習・補習や、苦手科目の重点的な学習を行います。
アドバンスクラス小学1年生と2年生を対象に、楽しく学習しながらも主体的に学ぶことを重視している集団指導クラスです。
中学受験クラス小学3年生から6年生を対象に、本格的な受験対策を行う集団指導クラスです。

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