【中学受験】説明文の苦手を克服する解き方3選

「うちの子、説明文を読むとすぐにボーッとしてしまう…」
「選択肢問題はなんとなく解いているけれど、記述問題になると白紙で出してしまう…」

中学受験の国語において、物語文は読めても「説明文(論説文)がどうしても苦手」というお子さんは非常に多いです。

硬いテーマや見慣れない言葉が並ぶと、それだけでアレルギー反応を起こしてしまうことも珍しくありません。

しかし、説明文には「決まった型やルール」があります。

そのルールさえ知っていれば、筆者の言いたいことがパズルのように見えてくるようになります。

今回は、中学入試の国語の説明文で確実に点数を稼ぐための「具体的な解き方のポイント」を分かりやすく解説します!

本記事の監修者

モコスタ責任者
小暮 真也

大学卒業後、大手進学塾にて25年以上にわたり中学・高校受験指導に従事。
圧倒的な指導実績と、海外7カ国での帰国生入試対策という独自のキャリアを持つ、受験対策のスペシャリスト。

主な実績・経歴

難関校合格実績: 男女御三家、早慶付属中高など、超難関校への合格者を多数輩出。
グローバル指導: 海外7カ国にて駐在員子女を対象とした帰国生入試指導を歴任。
キャリア: 25年以上の指導歴で培ったノウハウを「モコスタ」に全投入し、受験生を第一志望校合格へと導く。

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目次

1. 中学入試の「説明文」の全体像を知ろう

まずは、敵を知ることから始めましょう。

中学入試で出題される説明文には、よく出るジャンルと問題のパターンがあります。

よく出題されるジャンルの傾向
  • 科学・テクノロジー系(AI、ロボット、生物の生態、宇宙など)
  • 言語・コミュニケーション系(言葉の歴史、異文化理解、読書の意味など)
  • 社会・現代社会・哲学系(グローバル化、環境問題、心のあり方、自己と他者など)

「聞いたことがないテーマだから難しい」と感じてしまう子も多いですが、筆者が伝えたいテーマは基本的に「現代を生きる子どもたちに知ってほしい大切なメッセージ」です。

背景知識がなくても、問題文の中に必ず答えのヒントが書かれています。

よく出題されるジャンルの傾向
  • 選択肢問題:内容合致や傍線部の理由説明など。
  • 抜き出し問題:指定された字数や条件で、本文からそのまま言葉を探す。
  • 記述問題:筆者の主張や理由を、自分の言葉や指定されたキーワードを使ってまとめる。

これらすべての土台となるのが、「本文を正しく読み解く技術」です。

ここからは、今日から使える具体的な3つのポイントを見ていきましょう。

2. 読解が劇的に変わる!3つの具体的方法

① 指示語に注意する具体的な方法

「これ」「それ」「あの」といった指示語が出てきたとき、ただスルーして読み進めていませんか?

説明文が苦手なお子さんの多くは、指示語が何を指しているかを確認していません。

具体的な方法

指示語を見つけたら、必ずペンで丸をつけ、指し示している言葉(直前にある名詞や一文)に向かって矢印を引く習慣をつけましょう。 入試問題では、「『これ』とはどういうことですか」と直撃されることが多々あります。日頃から「何が・何を」を明確にするクセをつけるだけで、選択肢や記述の精度が跳ね上がります。

② 接続語に注意する具体的な方法

「しかし」「したがって」「例えば」などの接続語は、文章の道しるべです。

接続語に注目することで、筆者の論理展開(どこが一番言いたいことなのか)が手に取るように分かります。

具体的な方法
  • 「しかし」「だが」などの逆接:筆者の本当に言いたいこと(主張)がその後に続きます。一番重要なサインです。
  • 「例えば」などの例示:具体例が始まります。具体例の前には必ず「抽象的な主張」があるので、「この具体例は何を証明するためのものか?」と立ち止まることが大切です。
  • 「したがって」「つまり」などの結論・まとめ:筆者の主張が凝縮されているため、要約問題などで非常に役立ちます。 読書や過去問を解く際、接続語に四角枠をつける練習をしてみましょう。

③ 段落構成に注意する具体的な方法

説明文は、いくつかの段落が集まって一つの大きな主張を組み立てています。

段落ごとの役割を意識することが大切です。

具体的な方法

段落が変わるたびに、「この段落は何の話をしているか」を一言メモ(キーワード)で書き込む「段落要約」を実践しましょう。

  • 序論(問題提起・テーマの提示)
  • 本論(具体例や理由、筆者の意見の展開)
  • 結論(まとめ、これからの展望)

全体を俯瞰(ふかん)できるようになると、「筆者は結局、何を一番言いたかったのか」がスムーズに見えてきます。

3. 差がつく!記述問題の具体的な書き方ステップ

説明文の大きなヤマ場が「記述問題」です。

「何を書けばいいか分からない」と手が止まってしまう子へ向けた、具体的な書き方のステップを伝授します。

①問いに対する「文末」を決める

問題文が「〜理由は何ですか」と聞いていれば「〜から。」「〜ため。」で終わらせ、「〜どういうことですか」と聞いていれば「〜こと。」「〜様子。」で終わらせます。

これだけで減点を防げます。

②傍線部の近くから「キーワード」を探す

説明文の答えは、基本的に傍線部の前後(直前・直後)に隠れています。

筆者の主張や理由を表すキーワード(名詞や動詞)を3つほど探し出します。

③論理をつなげてまとめる

見つけたキーワードを、接続語や指示語のルールを意識しながら「AだからBである」という形に組み立てます。文字数制限がある場合は、指定された文字数の8割〜9割以上を必ず埋めるようにしましょう。

まとめ:毎日の小さな積み重ねが自信に変わる

国語の説明文は、ただやみくもに数をこなすだけでは成績が伸びにくい科目です。

  • 指示語の矢印引き
  • 接続語のチェック
  • 段落ごとの一言メモ

こうした「正しい読み方のルーティン」を日頃の学習から意識することで、文章を構造的に捉える力が育ちます。

最初は時間がかかっても構いません。

一つひとつのテクニックを丁寧に実践し、説明文を得意科目に変えていきましょう!

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中学受験コース小学3年生から6年生を対象に、本格的な受験対策を行う集団指導クラスです。

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