【中学受験】小学5年生の2学期の学習は合否を左右する!

「中学受験は、小学6年生の1年間で間に合うのでは?」

中学受験を初めて経験する保護者の方の中には、そんなふうに思われる方も少なくありません。

確かに受験勉強の本格化は小学6年生がメインとなりますが、実際の合否に直結する「基礎知識の定着」や「応用の準備」は、小学5年生の2学期にこそ形成されるのです。

この時期は、各教科の学習内容が一気に難しくなり、入試の出題範囲にも深く関わる単元が次々に登場します。

つまり、この学期をどう過ごすかで後の追い込み期が「仕上げになるか」それとも「取り戻す時間になるか」が変わってくるのです。

モコスタの小学5年生は2学期にどんな勉強をするのか、そして重要な時期だからこそ、どのようなフォローアップをしてくのかを詳しく解説していきます。

受験生を支える保護者の方にこそ知っておいていただきたい大切な内容です。

本記事の監修者

モコスタ統括マネージャー
小澤 珠美

小澤珠美

大学卒業後、大手進学塾で高校受験・中学受験の指導に15年間従事。特に中学受験において、御三家中学をはじめとする超難関校の算数指導・受験対策・保護者のサポートに尽力し、合格実績に貢献。
その後独立してさらなる成果を出し続けモコスタ専属の指導者となる。これまでに蓄積したすべてのノウハウを投入し、モコスタに通う受験生全員の第一志望校合格を全力でサポートする。
著書:『中学受験超成功法「ママは楽しく息を抜く」』ギャラクシーブックス 2017年
共著:『未来を創る〜私たちが選んだ道〜 輝く女性起業家』ブレインワークス 2017年

\近くの教室でお待ちしています/

目次

国語:本格的な文法の学習

2学期、モコスタの小学5年生の国語では「文法」の学習を行います。

中学受験の国文法は非常に細かいところまでを覚える必要があるのですが、どれくらい細かい知識かというと、中学校で習うレベルと同じくらいとなります。

たとえば、「ない(助動詞)」の識別。

  • ご飯を食べない
  • 消しゴムがない
  • あどけない笑顔の少年

①の「ない」は助動詞です。
②の「ない」は形容詞です。
③の「ない」は形容詞の一部です。

同じ種類の「ない」を選択させる問題として、中学入試でも高校入試でも出題されます。

他にも「れる・られる(助動詞)」の識別や、「の(助詞)」の識別も中学入試・高校入試でよく見られます。

小学生が理解することが出来るように、そして一人で問題が解けるようにモコスタでは指導をしています。

また、中学入試の国語の問題で出題される「漢字」も小学5年生のうちからしっかり取り組んでおく必要があるため、モコスタの授業では毎週「漢字テスト」を行っています。

漢字テストに合格できなかった場合は、再テストを受けてもらうようにしていますが、なるべく再テストにならないよう普段から漢字の重要性を説明しています。

関連記事:中学受験における漢字問題の重要性と効率的な勉強方法とは

算数:毎週、入試に直結する重要単元に取り組む

モコスタの小学5年生の2学期の算数は「整数問題」からスタートします。

整数に関する問題は高校入試でも出題されますが、中学入試でも同じレベルの問題が出題されることも。

また、特殊算としては「旅人算」「通過算」「時計算」「方陣算」が出てきます。

中学入試において、特殊算は必ずマスターする必要があるため、5年生の2学期もしっかり取り組んでいきます。

関連記事
中学受験算数の「差集め算」とは?解き方や考え方を徹底解説!
中学受験の必須単元「つるかめ算」とは?効果的な学習法と解き方を徹底解説

図形では「三角形の面積比」「合同と相似」などが出てきます。

「合同」は中学2年生で、「相似」は中学3年生で学習する単元ですが、中学入試を目指すモコスタの生徒たちは小学5年生で学習することになります。

最後に、小学5年生の2学期の算数で一番重要だと思われる単元が「」です。

比は割合の問題の他に図形でも使うため、中学受験において非常に重要な単元となります。

関連記事
中学受験の図形問題を克服!図形が好きになるノートの活用法
【中学受験】比を制するものは、算数を制する

モコスタでは授業前に自習の時間を設け、質問しやすい環境を整えています。

社会:歴史の学習が始まる

モコスタの小学5年生の社会は、1学期:地理・2学期:歴史の学習となります。

関連記事:日本地理の学び方【おすすめの日本地図教材5選】|モコスタ

歴史の学習に入る前の夏休みに「歴史まんが」で大まかな流れや、登場人物を知ってもらう工夫をしています。

「旧石器時代・縄文時代・弥生時代」の学習から始まり、多くの生徒が最初のうちは順調に進めいきます。

しかし、1か月も経つと歴史を苦手にする生徒が出始めます。

というのも、「平安時代」の学習から一気に覚えることが増えるからです。

飛鳥時代(約118年間)・奈良時代(74年間)に比べ、平安時代は約400年間もあるのに同じ時間数で学習するため、覚えなくてはいけないことが急に増えてきます。

最初から躓く単元が分かっていれば、事前に対策をすることが出来ます。

具体的な対策法としては、平安時代を大きく3つに分け、大まかな流れをつかめるよう解説をしていきます。

また、次の鎌倉時代・室町時代などは主要人物に注意することで、スムーズに流れをつかむことができたりも。

モコスタでは各単元ごとにどう指導するか工夫することで、学習効率を高めるようにしています。

理科:地学・物理・化学分野がメイン

モコスタの小学5年生(2学期)の理科は地学・物理・化学分野の学習をしていきます。

「物の運動」では、「振り子の周期と計算問題、斜面を転がる球の運動、転がる球の衝撃」がわかりにくいところとなります。

「気象の観測」では、「湿度表から湿度を求める問題、飽和水蒸気量・露点・湿度などの計算問題」が入試頻出となっています。

他にも「物の溶け方・濃さの計算」では、「溶解度・飽和水溶液の計算問題」は入試必須です(食塩水の濃度の計算問題は、算数で習った内容と被る部分が多くあります)。

モコスタの授業は説明・暗記だけではなく、アウトプットの練習をするための時間を「理社チェック」というコマで設けています。

理科・社会の通常授業で内容の理解をし、理社チェックの時間で実際に問題を解いて得点力を身につけていくシステムを採用しております。

まとめ

小5の2学期は「中学受験の基礎を固める最大のタイミング」であり、この時期にどれだけ本気で学習に向き合えたかが、6年生の伸び方、そして最終的な合否に大きく影響します。

各教科が入試に直結する単元に踏み込み、知識の整理・定着・活用までが求められるこの時期は、単に「勉強をしている」だけでは不十分です。

「どうすれば理解できるか」「どんな力が求められているか」を親子で共有しながら、学びの質を高めることが大切です。

モコスタでは、クラウドを活用して毎授業の様子を保護者の方と共有しています。

また、毎月お子様と面談をすることで、「宿題の取り組み方」「困っていることはないか」などを確認し、躓く前に対応が出来るようにしています。

小学5年生の2学期を含め、中学受験を全て丸投げできるシステムをモコスタは整ております。

モコスタとは?

モコスタは、経験と実績豊富な講師が中心となり学習指導を行う学習塾です。

補習を中心とした個別指導から、小学1年生から6年生までの本格的な集団指導まで、受験合格に向けたサポートを行います。

コース/クラス名概要
ベーシック小学1年生から中学3年生の補習クラス。学校の授業・受験勉強の補習を行います。
マンツーマン小学1年生から中学3年生の完全マンツーマンクラス。学習塾の予習・補習や、苦手科目の重点的な学習を行います。
アドバンスクラス小学1年生と2年生を対象に、楽しく学習しながらも主体的に学ぶことを重視している集団指導クラスです。
中学受験クラス小学3年生から6年生を対象に、本格的な受験対策を行う集団指導クラスです。

個別相談と無料体験会を開催しています

モコスタでは、随時「個別相談」と「無料体験会」を開催しています。

ご相談内容にあわせて、経験豊富な講師陣が丁寧に対応させていただきます。

  • 塾の雰囲気を見てみたい
  • どんな指導をしているのか教えて欲しい
  • 講師に受験に関する相談をしてみたい

どんなご相談でも、お気軽にお申し込みください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次